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CROSS ミラージュ(雄形)

HP再録第2回

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CROSS MIRAGE(クロス ミラージュ雄形)

スケール  : ノンスケール フルスクラッチビルド
サイズ  : 頭長高 39 cm
素材    : タミヤエポキシパテ即硬化タイプ ×55程度
製作期間  : およそ2ヶ月と少々
費用    : 本体製作のみ約30,000円弱
塗装    : GSI&タミヤ缶スプレー使用(一部筆塗り) ガンダムマーカー筆ペン(またか)
上記はベイル抜きのスペックです


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メカスクラッチの第2作目でございます。
ご覧のように初作のエンゲージより大分程度が下がっております。
1作目より2作目は総じて技術もグレードが上がるというのが模型業界的にはセオリーな訳ですが、そんなセオリーなぞぶっちぎる勢いのドロ人形な作品になっております。
でもこのクロス(雄)はその後のアタクシのメカ作品における全ての基本ともなった物でありまして、そういう意味では初作のエンゲージよりも貴重なミッシングリンクと言え無くも無いことも無い…か?。

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ということで制作秘話。

当時アタクシは、経営に携わっていた会社をバブル後の経営不振と諸般の失敗、そして当時の某与党政権の推し進めた後先考えない規制緩和とグルになった銀行の中小零細イヂめの煽りを食って人手に渡し → その後取引先の某大手がやはり似たような理由で倒産 → 意地で窓際に残っていたアタクシも完全に居場所が無くなり退社 → 中途採用を数社受けるも営業上がりの会社経営者なんざ潰しも利かず…(血涙)。

この転落人生に模型がどう関わるというのかーっ!?。
大して関わって無いので軽くスルー。

なんか某選挙が終わった余波か恨み節っぽくなっちゃいましたが、その後いろいろ紆余曲折あって手に職付けるために某専門学校で建築CADを習っていた訳ですね。
その学校の先生に「チミは早くて綺麗な図面書くけど、このまま家建てたら3日で潰れるねぇー」と、現在のモデラーとしての立ち位置をすでに見透かされていたのはまた別の話。

そういうことですから当時は時間に結構自由がありまして、だから2ヶ月亀甲縛りとかが出来た訳なんですが、そうそう上手く回らないのが世の常、美味しい話は篠沢教授に2千点(意味不明)。
製作中盤で父親が2回目の脳梗塞で入院して、家中獅子てんや瀬戸わんやピーヨコちゃんじゃ状態に(現在は後遺症はあるものの回復しとります)。

そんな訳でエンゲージ作ってた頃は[午前中学校 → 午後3時ころ帰宅し模型三昧]のスローライフが、クロス製作中盤あたりから[午前学校 → 午後病院 → 夜家事雑事 → 疲れて就寝]という状態になってしまいまして、普通なら「ここは一端製作休止して後日再開しよう」って話になるんですが、アタクシはやはり普通じゃなかった訳でして…。

「時間が無いなら手を抜けば良いのではなくて?」

どこぞの耐震偽装の設計士じゃありませんが、ホレボレするほど後ろ向きにアクティブなご意見ありがとうございます。
でもホント当時はこんな感じでした訳で、アタクシの製作スタイルもここで確立されたのでございます。
それでもエンゲージと一緒にMG誌に載っちゃったんですよねぇ…選んだ人の見る目をちょっとだけ疑っちゃいました(バキーッ!!)。
でも、ある意味アマチュアって立場はそれが許されるのが良い所ーっ!!

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あいかわらずミラージュマークすら入れてない。某デザイナーへの僅かながらの抵抗というか(笑)。

ということで制作秘話というより手抜きのいい訳雑記のようになってしまいましたが、何度も言いますがアタクシのブログでたとえ過去ログであろうとまともな模型話を期待するのが間違った物の見方と言えなくも無く(ひどい)。
これの完成直後に某アマチュアディーラーから決定版が出たりしまして、特徴的な肩の装甲とか全然形状が違っていたりするんですが、アタクシ的にはこう見えたのが「カッコイイ!!」と思えたから製作した訳で、あの形状というのが事前に判ってたら間違いなく作らなかったであろうという…、だからコレ見て「ここが違うね」とかの突っ込みは無しだ!!。

ディテの再現度及び似てる似てないは別にして(いや一番重要でしょ)、エンゲージに比べると全体通してや各部のバランスが格段に良くなっておりまして(私感ですが)、この辺りが今回のキモ。
これ以降のメカ作品は、全てこのCROSSがデザインバランスのベースとなっているのです。

アタクシは以前から「スクラッチは完成させてなんぼ」と口すっぱく言ってまいりましたが、たとえ結果がどうあろうと1作1作をキチンと完成させて、それで初めてその作品だったり自分のクセ的な部分の良いとこ悪いとこが判るんだと思うのですよ。
どうもスクラッチする人って完璧主義者というか技術以前に目の肥えている人が多い気がしまして、良いトコまでいったと思ったら「これじゃダメだー!!」とか「これは習作だから…(汗)」とかいって製作中断、そしてまた別の物を作り出す…ってな事になる人が多い気がするんですよね。
そしてまた完成してない1作目の良くない所を2作3作と引き摺っちゃって、「これじゃダメ…」のループを繰り返す…。

スクラッチって言うのはお金も時間も労力も情熱(アタクシはありませんが)も、キットを作るよりもものすごく掛かる訳で(モチーフや状況にも寄りますが)。
だから失敗出来ないと思うのも理解出来るし、なによりスクラッチしてまで手にしたいモチーフならばその人にとっては並みではない思い入れもあることでしょう。
だからこそ下手な結果は出せないと、簡単に「これでいいや」にならないのも非常に良く判ります。

でも、それでも。

「次に繋げる」ってことを大事にして欲しいと思うのですよ。


以下次回
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プラモデラーのはずがなぜかエポキシパテしか削らない自称造型氏でございます

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